ケージがひとつになって

マロンくんとお別れして、そろそろ10日ほど経ちます。
我が家のケージは　はなちゃんの１つだけになりました。

はなちゃんは元気です。今は冬毛でモコモコしてます。
白い毛玉がころんとしているのを見るのは、とても癒されます。

人間に覗かれていても、ケージの中に手が入ってきても、
我関せずのはなちゃんと対照的だったのが　マロンくん。

眼も耳もいいコでしたから、私達がはなちゃんを見ているのに
其の気配を察知して　起きて様子をうかがってました。
見られてるはなちゃんは　ぴくりとも動かず寝てたりするのに、ね。

亡くなる一週間前のマロンくんです。
床材に頭をくっつけて寝ていたようで、見事な寝癖がついてますね^^;
でも、きれいなクリーム色の毛並みはいつも通り。
この姿から　一週間後の別れは予測できませんでした･･･。

調子が悪いのを隠すのが　小動物。
ああ、私は見事に隠されてしまいました。
10年以上ハムスターを飼ってても、こんな程度です。

同じ飼い主に　同じ環境で同じエサを与えられているのに
どうして寿命に差が出てしまうのか。
個体差といえばそれまでですが　納得するのは　難しいですね。

そういえば、TVドラマなどでも　虹の橋の話が出てますが
私は　虹の橋のたもとで　私を待っててくれなくてもいいかな。
どんどん先に橋を渡って、早く生まれ変わって、
新しい素敵な人生　いやハム生を送っててほしい。
新しい飼い主さんに愛されて、その飼い主さんを癒してあげてほしい。
そうして何回も　何十回も？輪廻転生を繰り返してたら
私がいつかそこへ行ったとき　偶然会えるかもしれないし。
これだけたくさんのハムたちを見送ってたら　1匹ぐらい逢えるかもね。
でもその時私を覚えて無くても　全然かまわないよ。
こんなヘボ飼い主より　素敵な飼い主さんとの思い出で上書きされてればいい。

モノ、ゆきの墓標は　もう風化して跡形もありませんが
コロの墓標はまだ　コロ、って文字が読めるほど　しっかりしてて。
コロは生まれ変わるのもゆっくりなのかな、マイペースだったもんね。

マロンくんを埋葬しながら、娘とそんな話をしてました。
娘はコロが大好きだった。我が家で初めて　パパになったハム。
ゆきちゃんにずーっとつれなくされても　めげずにひたすら追いかけてたねえ。

(在りし日のコロ)　※バナナチップはこの後細かく割って少しだけ与えてます。

コロ、まだそこにいるのなら　新入りのマロンくんをよろしくね。
人間の手のひらの上も　なかなかいいもんだよ～って　教えてあげて(笑)